東京国立近代美術館で、5月18日まで開かれていた「東山魁夷展」に行ってきました。
正直日本画はあまり詳しくないです。しかし、もっともっと知りたいというか知るべき分野だとおもってます。
特に東山魁夷の「道」は、私の田舎である八戸市の海岸沿いの道がモチーフとなっていることもあり、個人的な思い入れがあります。
今では舗装されたその道の脇には、モチーフとなった記念碑がたっています。
美術評論家によっては、「あのカレンダーの絵みたいな作品のどこがいいんだ!」という声もあるみたいですが…実際に見てきて、なんとなくではありますが「深み」を感じました。
日本全国にとどまらず、世界中を「漂う視点」が見えた気がします。
特に、唐招提寺御影堂の障壁画にはハッとさせられました。横に連なった10枚以上のふすまが、贅沢に景色を切り取っていました。
日本独特のの空間演出方法である「しつらい」の本質が、ほんのちょっとだけわかったような気になれました。
(A)
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