ここ数日の個人的な活動をまとめてみます。
久々に新日曜美術館を見ながら書いているので、いきなりですがちょっと脱線します。
かつて桑沢デザイン塾のワークショップでデザインを教えていただいた、日比野克彦先生が出てます。
人の書く「線」というものは、生まれてから死ぬまであまり変わらないものだが、「形」や「色」は、その人の生き方によって変わってくる。
といったようなことをおっしゃっていました。
むーーーなるほど。
と思ったら、私の田舎の程近くに先日オープンした十和田市現代美術館が出てきました。
ここにしろ青森県立美術館にしろ、なんだか青森県が最近盛り上がってるように感じます。
日経ビジネスオンラインには三村申吾県知事の地域大変革に関する記事がありました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080507/155490/?P=1
「総合販売戦略課」を設置し、人以外は売って売って売りまくっているとのこと。
なんだかマツモトキヨシさんの「すぐやる課」と重なって、うれしくなってしまいました。
さて、脱線はこれぐらいにして。。
さっきの相方(Y)の書き込みとは対称的に見えるかもしれませんが、わたくし(A)はここ数日ちょこちょこ回り道しながらデザインやってます。
10日ほど前は自分の作るものがどうしても美しくならず、苦悩していました。
↓腑抜け
http://ak-design2008.blogspot.com/2008/04/blog-post_29.html
で、最近気付いたというか思い知りました。
自分は一日中一心不乱に一つのこと(特にデザイン)だけに集中力を発揮するのは無理だと。
そういう天才肌的なかっこいい制作スタイルを目指すことを諦めた訳です。
思い起こせば、受験勉強のときも私はそうでした。集中力が切れてきたら勉強する科目を替えてました。
要は、「生産性を上げていかに成果を出すか」だろう!と、自分を納得させて、
勝間和代さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術~自分をグーグル化する方法~」
という本を手に入れました。それが三日前。
ちょっと話はそれますが。
「10倍アップする!」とか「儲かる」的なキーワードが本の帯やタイトルに入っていることについては、「ちょっとオーバープロミスではないか?」と、個人的には斜めの目で見てしまいます。
コンビニの書棚でそういった本がタイトルを連ねているのも好きではありません。
が、数は少ないですがその中に良書も含まれていることは事実だと思います。
本のタイトルや装丁に著者の意図は反映されにくいのが出版界の常識らしいので。
話を戻します。
勝間和代さんの本は、近所の中目黒ブックセンターのベストセラーコーナーで度々見かけてました。
出版社がダイヤモンド社であることや、勝間さんがロードバイク乗りであるということ、マッキンゼーでの勤務経験があることなどから、今回読んでみることにしたわけです。
感想としては、構成がかなり工夫されていて、一番難しい「行動に結びつけること」をうまく促しているなあと。
本の構成自体が著者の伝えたい内容とリンクしているという、とてもわかりやすい方法を採っていることに、強い説得力を感じました。
で、実際に生活スタイルにもかなり影響ありました。
かねてから気になっていた「思考のフレームワーク化」「ロジカルシンキング」など、大局的観点から「OSとしての自分」を鍛えることに対して、意欲がかなり上がりました。
時間の使い方としては回り道になってしまいましたが、結果的には天童木工のコンクール提出作品制作の進み具合もなかなか悪くないです。(と言ってもまだ一つ目の作品も完成はしてませんが)
図面やプレゼンテーションボード作成などの面倒な作業を残してますが、頑張れる気がします。
偶然なんですが、その勝間和代さん、今夜の情熱大陸に出るみたいです。どうやら時代の流れの中心にいる人かもしれません。
(A)